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このブログについて

みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2012年5月21日月曜日

Donau Inselの突端に行く&中国四千年の味・水餃子

 天気も良かったので、お犬様の散歩がてら、ドナウ川の中州であるDonau Inselの突端に行ってみる。場所はこの辺。




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 ここがまさに突端。ここからDonau Inselはスタートする。河は二手に分かれ、左はドナウの本流、右はNeue Donau(新ドナウ)になるわけだけど、新の方は水位調整用であり、普段はこのどでかい水門で閉ざされている。



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 大きい湖って感じであり、したがって水の色が本流とでは全然違う。本流は雪解け水のせいだろうか、かなりにごっている。



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 右側がDonau Inselである。



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 本流の向こうにはウィーンの森が広がっている。



 せっかくなので、以前も行ったBisambergに行ってみる。



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 森の中に入ると、緑の洪水。目に優しいなんてもんじゃないくらい。



 ひとしきり歩いて、お犬様も疲れてきたっぽいので帰宅する。



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 でも途中で小さなホイリゲ(ワイン居酒屋ね)がぱらぱら出てきたので、ちょっと昼食を取ることにする。



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 中庭に座る。昨日に引き続きやっぱり今日もがらがら。自家製のTraubensaft(ぶどうジュース)が味が濃くて最高においしかったです。



 家に戻ってきて一休みしたあと、中国四千年の味の伝承者Lilyご指導の下、自家製水餃子を作って食べました。



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 ちょっと黄色く見えるけど、本当はもう少し白い。皮から自家製ですからね。



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 水餃子♪これがうまい!好好!である。うーん、多国籍家族はおもしろい。これでイタリア人とかも加わってもらえるとさらに良いのだが・・・。あ、アメリカ・イギリス人は勘弁ね。







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2012年5月20日日曜日

figlsに行く

 例によってお犬様のお散歩に精を出す。
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 家の裏の公園に来ると、木陰に何かいる!
 これは近所じゃちょっとは知られたおばあちゃん犬。人間で言うならばきんさんぎんさんレベルなんだそうだ(当然オーストリア人はきんさんぎんさんのことは知らないので、日本人脳内換算結果をお伝えしています)。
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 もはや俗世界の煩悩は断ち切っておられるので非常にフレンドリー。でもうちのお犬様がそれを上回る内気な性格なので、なかなか仲良く遊べない(まあ仮に遊べても、おばあちゃん犬はそれに応えるだけの体力はなかろうが)。よって、微妙な距離感・・・。ちなみに正面のおっさんはこの瀬戸内寂聴犬の飼い主。散歩中、常に新聞を読んでいるので、これまた近所ではちったぁ知られた存在。このおっさんもフレンドリーである。
 その後、庭の雑草処理をして、お昼はGrinzingのfiglsに行った。フィグルであり、フグリではないことに要注意。



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 木曜日がオーストリアの祝日(国連都市は違ったけど)だったので、おそらく皆さん連休にしてバカンスに出かけておられるのであろう、通常は混むこのお店がガラガラ。これはラッキイ。木陰の席に座るととても涼しくてよろしい。



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 spargelcremesuppe。アスパラガスのクリームスープですな。そろそろspargelの旬も終わりなので、今年はこれが最後かな?このお店は具の入ったお皿にスープをテーブルで注いでくれるので、それに意味があるのかよくわからんけどなんとなくうれしい。
 あとは例によって僕と子供は特製ハンバーガー、嫁はルッコラのサラダに小さな牛肉のステーキがいくつか乗っているやつ。結果、大満足過ぎて、18時からのバドミントンでは体が重くて重くて大変だった。



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2012年5月19日土曜日

犬害

 19時半に帰宅。外がまだ全然明るいので、お犬様の散歩に出かける。場所はいつもの「ベルリンの壁」。
 例によって牧羊犬本能丸出しで無意味な自動車(の音)の追跡を行うわけだが、芝生の上を走っているはずなのに、土埃が・・・。あれぇ?と思ってよく見ると・・・
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 これはお犬様が走っているすくそばのところ。ふん、普通に芝生が生えてますな。



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 ここがいつも走っているところ・・・ぐはぁ、芝生がはげちゃっている!こつぁ弁解の余地無くうちのお犬様のせいだ!弁償しろ、犬!・・・芝生が復活するまで場所を変えます。



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 空を見ると、刷毛で掃いたような雲。秋でもないのに・・・。ここのところ寒かったしなあ。今週は最高気温が10度とかだったし・・・。



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 森の中を通って家に帰るよ。ダッシュ&ターンを十分やって大満足な御様子。



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番外編 北京に行ってきた

 北京に出張で行ってきました。北京にはこれはで5~6回ほど出張したことがあるのですが、ヨーロッパからの出張はこれが初めて。ウィーンからの直行便が出ていてとても便利。
 前回北京に行ったのは2006年、第1期ウィーン勤務が終わってすぐの頃だった。まだオリンピックの2年前ですな。まだ街中には自転車があふれていて、空港も小さくて汚い感じだった。
 それが今回来てみてびっくり。まず空港がむちゃむちゃでかくてきれいになってる!
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 街中に出てさらにびっくり!超高層ビルが建ち並ぶ未来都市になってる!ベンツやアウディが走り回ってる!
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 自転車が全く見当たらない。なんていうか、国道246号線の池尻大橋から溜池までの間みたいな風景が延々と続いている感じ(わかりにくいか)。こりゃあ東京なんて目じゃないっすね。がんばれニッポン!

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 北京はタクシーはとても安い(初乗り10元(=120円)、30分位乗って30元くらい)ので、どこに行くにも基本タクシー移動だったけど、戯れに地下鉄に乗ってみたら大混雑で大後悔。特に駅に着くと、日本のようにドア近くに立っている人はいったんホームに降りて降りる方をお通しくださいなんてのは全くあり得ず、また降りる人が終わってからご乗車くださいなんていうマナーのかけらも存在しない。もう降りる人間と乗ろうとする人間と引き続き乗り続けようとする人間の押し合いへし合い。なんていうか、30年くらい前の山手線って感じ。これについて、中国で長く勤務している人に聞いてみたところ、「中国では他人より先に行くことを教育されているから、自分にとって何のメリットもない「他人のために一度電車から降りる」という行為はそもそも概念として存在しない」ということでした。ってことは、30年前とかではなくゴルゴ13に握手を求めるようなことだったのか。
 ついでに、街中でぺっぺとつばを吐く奴らもとても多い。なんていうか、外見は近代的になってきたけど中身は依然として変わってないなあという印象でした。
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 これは懐かしいトローリーバス。オリンピックを契機に徹底的に大気汚染改善策をとったらしく、工場は郊外に強制移転させられ、バイクも電動バイク(これが無音でとても怖い)に変えさせられるなど、強権的な対策が講じられたらしい。確かに昔と比べて空気はきれい(な気がする)。
 今回はなぜかものすごい時差ぼけで、一緒に出張したコスタリカ人のおっさんも同じ症状に悩まされていた。したがって、仕事が終わるとせいぜい買い物に出かけるくらいで観光は雍和宮に行ったくらい。
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 昔ダライ・ラマが住んでいたところなんだそうな。建物にかけられている額も、漢字と満文字、チベット文字で書かれている。
 ちなみに、案内してくれた大学院生にダライ・ラマについて聞いてみると、ほとんど知識がない。オーディオガイドでは当然チベット弾圧などには当然触れずすごくもっともらしいことを言っていただけ。これが言論統制というやつか。ついでに、中国ではFacebookにはアクセスできない。試みにyahooから中国のちょっと政治的な批判が載っているようなサイトに飛ぼうとしても、初めはうまくいくんだけど翌日になるとアクセス不能になった。なんていうか、とっても怖くなりました。天安門事件などは怖くて聞けまっしぇーん。唯一聞いてみたのが、「中国って社会主義だと思う?」答えは「政府はそう言ってるけど・・・」
あはははは。ははは、はは・・・怖い怖い。
 北京ではおみやげをとても悩んだ。特段何の特産品もないし。しょうがないから中華料理の調味料とかお茶とかを買ったんだけど、
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このお菓子は別に食べたくもなかったんだが見た目のインパクトが強すぎてつい買ってしまった。左側の日本語っぽいところ、1行目はまあ許そう。「ゐ」じゃなくて「る」だよね。ちょっと似てるしね。でも2行目、「ねひ美味ナソ」!?ええっ!?こ、これは???こいつぁおじさんお手上げだ。
 ってことで、特に楽しいこともなく、仕事と時差ぼけだけして帰ってきた北京出張でした。



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2012年5月13日日曜日

【食事中は見ないでください!】犬のブツあれこれ、Znojmoに行く

 犬も生き物であり、かつ社会規範や道徳のような人間の定めたルールは理解できない能力の持ち主であるので、基本的に勝手気ままに排泄をしたりする。特に大の方はやっかいである。したがって、こういう場合は飼い主が犬の不始末をどうにかしなければならない。
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 うちのお犬様も唐突に歩道で催すことがある。しっかしこの姿勢、すべての力が下腹部に集中しているというか、このまま宇宙まで飛んでいきそうな感じである。



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 ちなみにこの直前に、同じ柄のコリーと遭遇している。XXLとSという感じである。これでびびってしまい、催したのかもしれない。



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 すっきりした後は元気いっぱい走り回るわけだ。



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 そんで、ビーグルからお裾分けをもらったりするわけだ。



 話は元に戻る。オーストリア(他のヨーロッパも同じだけど)は飼い主の道徳観が日本と比べて極めて低い。要は、犬のブツを全然始末しないのである。
 業を煮やしたオーストリア政府は、ブツを始末するためのエチケット袋を各所に配置する一方で、始末しなかった場合には36ユーロという中途半端な額の罰金を課すことにしている。
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 これがエチケット袋である。公園の入り口などに設置されており、黒く見えるのがポリ袋の束である。そんで犬がやらかした場合には袋に入れて下のゴミ箱に入れろ、と。



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 これが、罰金の警告板。
 この制度がスタートして、随分マシになったと思う。とはいえ、道ばたでブツを見かける頻度は依然として日本国内の10倍くらいではなかろうか(昔はホントにひどかった)。



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 さて、お犬様の毛が伸びてきてしまい、子供からも何の生き物か怪訝な視線を浴びるようになったので、例のチェコとの間の旧非武装地帯にあるExcaliburCityに行ってカットしてもらうことにする。
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 途中、走行中の車の中から娘が撮った写真たち。ん、なかなかいいぞ、娘。うちの娘は嵐だとかKAT-TUNだとか嫁譲りのミーハーな部分以外に、ジャズが好きだったりカメラが好きだったり、父親譲りの渋い趣味があったりする。是非とも後者の部分を伸ばしていきたいものだ。
 めずらしくトリマーが混んでいて、買い物を済ませてもまだ時間がある。そんじゃチェコ側に侵入して市内見物でもしようか、ということになり、チェコの国境を越えでZnojmoという街に行った。









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それなりに大きな街っぽいのだが、本当の旧市街に来ると、ひっそりと落ち着いたかわいい街だった。石畳がきれい。
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 大きな時計台。
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 今回、一番興奮していたのはLilyだった。自動車でほいほいと外国に行けるのが楽しいんだって。はいはい、わかるわかる、その感じ。

 さて、ここでもやはり犬のブツ対策がされていました。
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 これがそう。オーストリアと比べると袋が全然違う。紙袋で、中に折り目のついた厚紙が入っていて、簡易スコップ代わりに使えると。なかなか手が込んでいるけど、製造原価がちょっと高そう。
 お犬様をピックアップして家に帰る。
 途中、ずーっと大草原というか小麦畑が広がっている。
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 あまりにきれいなので写真を撮ってみる。



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