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このブログについて

みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2013年5月31日金曜日

5ユーロ札のデザインが変わった

ユーロの最少額紙幣は5ユーロ札。ついこの前までは500円相当だった。昔は日本にも500円札があった。岩倉具視だったような気がする。

その5ユーロ札、いつしかデザインが変わっていた!俺の許しもなくいつの間に・・・。


上が新札、下が旧札(ていっても現時点では両方流通してるし旧札の方が圧倒的に多い。)。旧札はほとんどが黒みがかった薄い青で、日本の500円札に何となく似ていたけど、新札は黄色部分が増えた。相変わらず門のデザインは変わらない(けどちょっと角度が変わった?)。
あとは、右側のホログラムの図柄が変わったのと、新札は両端に斜めのぎざぎざが付いた。これって立体的になっていて触るとじょりじょりします。
 

後ろも同じく、新札は黄色が増えた。橋のデザインも変わらんけど角度が変わってヨーロッパの地図の場所がずれた。
今は昔、僕が幼少のみぎりに、正月おじいちゃんおばあちゃんの家に行くと、お年玉として500円札をもらったのを覚えている。それが硬貨に変わって久しい。こっちもいつまで紙幣で流通するのだろう?正直、よく使う紙幣は10ユーロ札で、5ユーロは補助的な感じだし。とはいえ、5ユーロよりは2セント硬貨の方が先になくなりそうだけど。
この時期、新札はほとんどがまだピン札で、なんというか、日本でいくと初鰹みたいなもんか。ちょっと違うか。でも初々しくてちょっとうれしい。
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2013年5月26日日曜日

犬の毛刈りのついでに小さい街の教会と菜の花を見た

お犬からケモノっぽい臭いがしているし換毛期で毛が毎日ごっそり抜けるので、例によってチェコに毛刈りに行く。

途中、Hollabrunnという小さな街を通りかかったらきれいな教会があったので立ち寄ってみた。
場所はこんなところ。
 

端正な教会。
 

内部も質素だけどそれがよろしい。
 

教会の向かいにはおそらく神学校。

いつものFreeportで毛刈りをお願いする。今日は1時間半ほどかかるとのこと。
自転車グッズとバドミントン用Tシャツなどを物色しているとお腹が空いたので、ショッピングセンター内のレストランに行く。ヨーロッパって、ショッピングセンターとかゴルフ場とか高速道路のサービスエリアとかのレストランがバカにならないおいしさでうれしい。

今日はチェコ料理のお店でステーキとZwiebelrostbratenの中間っぽいものを食べた。ちょっとカレー風味でおいしい!これが6ユーロで食べれるんだからうれしい。
 
Freeportのそばにチェコの国立公園があるので帰り道にちょっと行ってみることにした。
 

途中、菜の花畑がどかーんと出てきた。ただし空模様は不気味。一部豪雨っぽいところが見える。もう少し先に行こうと思ったら、なんと燃料が残り少ない。ってことでおとなしく帰宅することに。 
 
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2013年5月20日月曜日

アムステルダムに行ってきた(その2 5月20日)

2日目。
なぜか動物園に行く。アムステルダムの動物園はすっごく歴史のあるところらしいのだが、目玉となる動物は全然いない。ウィーンにもパンダくらいいるのに・・・。



コウノトリですかね?

結構人なつっこいヤマアラシ。スマホに興味津々。

昨日はなんとかもった天気も途中から大雨に。
落ち着いた風景ですな。

これはどうしようか迷ったんだけど、載せてしまおう。でも大きな画像はなしね。街中にある公衆便所(ただそ男の小用のみ)。ちょうど貝殻のような形になっていて入り口からも見えにくい構造になっているのだが、それでもほぼ丸見えじゃん。

街中。えっと、建物、ゆがんでますよね?もともと軟弱でぐずぐずな地盤なんだろう、市内のあちこちでゆがんだ建物を見かけた。隣の建物にもたれかかって生きながらえている、まるで人間と同じようなもんだ。

さて、夜となりました。アムステルダムと言えば、飾り窓。いやがる娘を無理矢理引っ張ってちょっと探検に行ってみましょう。いえ、何事も経験ですよ。

ん。いかにも、な場所である。

こ、これが飾り窓か!
・・・てゆーか、ウィーンにもあるな、これ(ウィーン西駅のもう少し北の方のGürtel沿いとか)。もうちょっと情緒あるものかと思っていた。ゴルゴ13の第1話で戯れに娼婦がそーっと後ろに立ったのをゴルゴがついぶん殴ってしまったのはハンブルクの飾り窓だったと思うが、もう少し違ったなあ。
いろんな飾り窓があった。デブ専もインパクト大だったけど、最大だったのはババ専。それまで怯えていた娘もこれには大受けだった。・・・需要あるんスかね?
この地域、街中にお灸っぽい臭いが立ちこめていた。きっとマリファナなんでしょうな。合法だし。
なんていうか、ウィーンと比べてカオス度が高い街でした。
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生存報告


今、アムステルダムにいます。明日ウィーンに戻ります。

2013年5月19日日曜日

アムステルダムに行ってきた(その1 5月19日)

月曜が祝日でお休みだったので、嫁の希望でアムステルダムに2泊で旅行に行ってきた。
ここのところずっと天候不順で寒い日が続いているウィーンよりさらに寒く、10℃前後の気温。非常に薄着で来てしまった。


中央駅。なぜウィーンには中央駅がないのだろう?
 

駅前にある大きな教会。
 

トラム。なんかおもちゃみたいだが、結構スピードを出す。ウィーンよりは全然速い。
 

運河ツアーに出かける。
 

さすが自転車の街。駅前には巨大な駐輪場にすし詰めの自転車。
 
 

典型的な住居群。ウィーンより窓が大きく細長い。手前にあるのはボートハウス。政府は総量規制をしていてこれ以上数を増やせないことになっていると4カ国語(英仏独蘭)の音声ガイドが言っていた。初めてオランダに来て驚いたのが、みんな英語を話すこと。やっぱりマイナーなドイツ語よりさらにマイナーな言語を使っていると、英語を話す必要に駆られるのだろう。
 
鬼のような駐輪場。
 

あ、木製自転車。当然タイヤはゴム。

木製かごにお花がついた典型的なオランダの自転車だ、と嫁が言っていた。こっちの自転車は99%実用車っぽいやつ。しかもみんなかなり古い。きれいな若い女性も若いにいちゃんもそんなのに乗っている。多少おしゃれっぽいのがあっても実用車の範囲を超えない。要は日本で豆腐屋が使っているような奴だ。いい奴に乗ると盗まれるのかな?
 
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2013年5月17日金曜日

夕焼け

今日の夕焼け(といっても夜8時過ぎですけど)はなかなかきれいだった。

 


・・・以上!
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2013年5月15日水曜日

ヨーロッパの失業率

自転車の盗難記事にセルフ触発され、たまにはちょっとまじめな話をしてみよう。
以下のグラフはユーロ圏17カ国(EA-17)、EU27カ国(EU-27)、アメリカ、日本の失業率の推移である(出典:EU統計局)。
各国によって失業率の定義が異なるので(例えばワーキングプアを失業者にカウントするかしないかなど)この数字をリジッドにとらえてはいけないのだけど、とはいえ、やはりヨーロッパの、特にユーロ圏の失業率の高さには驚かされる。もともと8~9%という高いレベルで推移していたのがユーロ危機によって急激に上昇している。日米が2009年を境に減少に転じているのと好対照となっている。





国別では、以下のグラフ(出典:同上)を見るとギリシャ、スペインが飛び抜けて悪く次にポルトガルが続く。まあこの辺は予想できるわけだが、ほんじゃオーストリアの失業率はどうなの?ということなのだが、なんとヨーロッパでは最低の失業率(それでも日本より若干高い)となっている。お次がドイツということで、要はドイツ語圏が最も経済的に安定していると言うことがわかる。


ってことで、該当に群がる蛾の大群のように、ドイツ語圏に来ては盗みをして他国に売りさばくという国境を股にかけた窃盗団の奴らがたくさんいる、ということなのかもしれない。僕の自転車も今はきっとイタリアとかチェコあたりで売りさばかれているんだろう。

ユーロ紙幣にはどの額面券にも橋と門(窓?)が描かれている。これはきっと「ユーロに渡ってきなさいよ、門は開かれているからさ」というメタファーなのだろう。まるでユーロは夢の世界という趣なのだが、そもそもEUとユーロという制度自体に存在する致命的な問題、すなわち政治統合なしに通貨統合だけしちゃうもんだから、各国は自国の経済情勢に合わせた通貨政策がとれなくなるし、各国の経済実態に応じた通貨価値の変動がなくなり、為替レートによる経済の自動調整機能が喪失しているということから、ユーロ加盟国はアベノミクスのような大胆な経済・金融政策がとれないわけです。結局国債発行くらいしか独自の金融政策が取れないから、ギリシャとかスペインの長期金利がどかんとあがってしまう、優等生のドイツからはユーロ全体に迷惑かけんなよ、長期金利を下げろよと圧力がかかり緊縮財政を余儀なくされる、そうなると不況下でデフレ政策を採らざるを得ず、余計景気が悪くなるという悪循環がそういう国で起きているわけです。実は同じことが戦前の日本でも起きていて、大不況下での金本位制復帰に向けた緊縮財政という浜口内閣の政策がそれです。まあそれはともかく、結果的に、ユーロというのは夢の世界でもなんでもなく、手枷足枷を自ら課すというとてもMな通貨なわけです。
本当はギリシャやスペインはユーロから離脱して独自通貨を再開するとともに債務不履行(デフォルト)をして、独自通貨大暴落、それによって輸出競争力をアップさせ経済を回復させるべきだと思うのですが。まあギリシャは輸出する産業もないし、独自紙幣を印刷する輪転機自体が博物館に1台あるだけという悲惨な状況らしいのでどうしようもないのかもしれませんが。

結局何が言いたいのかというと、早いとこ経済を上向きにして窃盗団をなくせ、そうじゃないとおちおち自転車にも乗れないよ、ということですな。
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2013年5月13日月曜日

自転車また盗まれた&新車購入


 4月7日付の記事で新しい自転車が来たことを書いたが、なんと1ヶ月経たない5月2日にその自転車を盗まれてしまった。家の庭に置いていてしかも超重い金属製のガーデンチェアーにカギ3つでくっつけておいてである。
朝出勤しようとして自転車がない衝撃はなんとも筆舌に尽くしがたいものであった。
家に置いてあるものは家財保険の対象となるはずなので契約書を読んでみると、自転車などは屋内かカギのかかる物置に入れておかないと保険の対象にならないようである。
なんか嫌になってしまったしお小遣いはすっからかんになってしまったのでもうウィーンで自転車を買うのはやめようかとも思ったのだが、家計から新しく買ってもらえることになった。優しい嫁で良かった(ヨイショっと!)


 いままでずっとGiantだったのだが、前回数ヶ月待たされた苦い経験もあり、ドイツの自転車屋から通販でMERIDAのRace Lite 903-comというタイプを買うことにした。今度は一週間で到着。
・・・えらく派手になってしもうた。


 自転車はフレームが同じ素材なら変速機やギアのコンポーネントで値段が変わると思って良い。しかもコンポをほぼ完全に支配しているのは日本のシマノである。なんとなく誇らしいが、たとえ誇らしくてもお金を払う必要があるのには変わりが無い。それに、コンポをちょっと見れば値段の想像が簡単にできてしまうのも痛し痒しである。
 今度は家計から出してもらうことになったので、遠慮して前回から一つグレードを落とし、シマノ105からTiagraにした(涙)。一度105に乗ってしまうと、やっぱりTiagraはあれだなあ・・・。
警察に行って盗難証明をもらいダメ元で保険会社に届け出てみると、新自転車購入後に返事が来て、なんと保険金を払ってくれるみたいだ。それならダウングレードする必要なかったんじゃん!でも本当に今回はブルーになってしまい、記事にする気にもならなかったんだけど、保険が出るというのでやっと気分が変わって書く気になったのだ。

しかし、東欧から流れてきた窃盗団かジプシーかわからんが、こういう他人に迷惑をかけて生きているコソ泥などは正直死んでしまえばいいと思うし、日本の治安の良さがうらやましい。治安がいいと言われるウィーンのこんな片田舎でもきっちり盗まれますからね。
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2013年5月12日日曜日

Perchtoldsdorfに行く

土曜日ずっと降っていた雨が日曜の朝はあがっていてすっきりと晴れた。
ようやくお犬のお散歩に行ける。


青葉目に染むという感じ。
 

日本にいれば絶対カツオを食べているだろう。あ、やばい、食べたくなった。
 

下草も茂ってきている。
森の中にいると空気が本当に甘い。

今日の夕方は嫁と娘がプロのピアニストのコンサートを聴きに行くというのでPerchtoldsdorfというウィーンの隣町まで送っていくことにした。
場所はこの辺。
 

なんか久しぶりに重量級のお城&教会を見た。
 

昔はこういうところを王様や貴族が歩いたんだろう。
 
 

教会の中も味がある。
 

これはいい感じ。
 

犬を連れてお散歩第二弾。山道を歩いてみる。隣町なのに全く雨が降っていない。

帰り、ウィーンに近づくにつれて雨が降ってきた。なんなんだろう?
 
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