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みなさん、こんにちは。ゆわぐいと申します。 このブログは、半ば自分の日記代わりではあるのですが、僕の日常を通して、ウィーンに住んでいるとこんな感じになるってのをお知らせすることを目的としています。 ゆわぐいは2003年から3年間と2011年から現在に至るまで2回のウィーン生活を送っています。ゆわぐいは生産性の低い仕事にかまけて遊ぶのが下手という典型的な日本人サラリーマンですので、大した記事はないとは思いますが、ガイドブックに載っていないようなウィーンの田舎生活が何となく伝われば幸いです。 作者のモティべーション維持のため、ご挨拶がわりに是非コメントをお願いいたします。 ではでは。





2016年3月17日木曜日

ツェッケン被害、もう始まってますよ



 先日の記事で、ニラ摘みが春の風物詩と書きましたが、こっちには他にもいくつか春の風物詩がある。もう少しすると出てくるシュパーゲル(アスパラガス)が代表例だけど、全くうれしくない風物詩もある。それがツェッケンなのだ。



 ツェッケンについてはずいぶん昔の記事で書いたけど、要は原っぱやら野山の草むらなどに隠れているダニで、春から急激に活発になる。こいつは人間だろうが犬だろうがたかってきて、がぶっと食いついて生き血をすする嫌らしい奴で、さらに許せないのが下手をするとダニ脳炎を引き起こしたりするのだ。

 僕は食物連鎖のトップに立つ人間として、ダニとか蚊とかには血くらい吸いたきゃ吸って構わないと思うくらい優しかったりするんだけど、吸ったらありがとうくらい言えと同時に思ったりもする。それなのにダニや蚊ときたら、吸うだけ吸っただけで感謝も述べず、さらにその後かゆくなったり痛くなったり脳炎やらマラリアやらを感染させたりするような奴らなので、やっぱり許せないという結論に達している。

 まあそんなことはともかくとして、今回、嫁がお犬のお腹に食いついて吸った血でダルマ状に膨れあがっている奴を発見。専用の器具で除去したけど不安なので獣医に連れて行き、ダニの牙が残っていないか調べてもらうとともに、予防注射を打ってもらった。

 
ツェッケンもいやだけど獣医さんもいやです。

 その後、立て続けに2匹、やっぱりダルマ状になっている奴を発見。冬があまり寒くなかったので、ダニの発生も早いようだ。

 正直、うちのお犬は長毛種なんで、見つけにくいんですよ。ブラッシングくらいじゃこいつらなかなか取れないし、下手に中途半端に撮って牙が残ったりしたらそれはそれで問題なんで、ワクチンで脳炎を防いで、あとノミ除けの薬を体に塗るのがせいぜいなんですよね。困ったもんだ。


 人間の場合、ワクチン注射は間隔を開けて3回打って、その後3年ごとにブースター注射、という感じになっていて(犬は毎年)、今年は我が家はブースターを打たなきゃいかん年。来週家族で打ってきます。ちなみにお値段は職場のキャンペーンで一人20ユーロで注射してもらえるけど、犬は当然対象外。今回のお値段はその倍以上でござんした。


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